創造的都市伝説(19)・・・最後の審判の執行要領が決まる

最後の審判の執行要領が決まりました。
これはそのあらましを報知するものです。
手順(スケジュール)のあらまし
手順は、ネアンの肉体的死を以て、ネアンは天に昇り、天帝様にお目通りして、魂の記憶データーと諸般のドキュメントを提示し、邪悪者の審判の基準を確認して設定していただき、最後の審判にかかられるよう督促します。
督促状の提出後、ネアンはさらに宇宙に飛んでいき、太陽の傍に待機させた「火の鳥」に合流します。
天帝様の指示により、その示される範囲が焼却殲滅の対象になるのが、ひとつの選択肢ではありますが、範囲が不当に狭い場合や、不公平性が認められる場合や、いたずらに遅延が見られる場合は、梵天の印璽を受けたネアンの裁量により、焼却殲滅対象を新たに決定し、直ちに焼却処理に当たります。
たとえば、今回は宇宙人が相当に邪悪であるにもかかわらず、見逃されたりする場合がこれに当たります。すでに審判の対象は、宇宙文明にまで広げられるべきことが決定されています。
地球の滅亡はルールとして銀河の消滅を招くので、その範囲は少なくとも消滅する銀河群と、直接間接的に地球に関与した宇宙文明の範囲が審判の対象となりますが、銀河消滅の影響が宇宙全体に及ぶと予見されれば、この宇宙全体さえもがその対象になり、その中に属する有情や宇宙人たちの魂が裁かれることになります。この場合はすなわち、この宇宙のお取り潰しという事態になり、この宇宙の主催者である宇宙創造神も、取り潰す側のネアンも審判の対象になります。
量刑の方法
高度な見識を持ち、支配的影響力を持つ者の魂ほど、詮議は厳しいものになり、下位の者ほどゆるやかになります。知性ある者ほど害意や無作為や無責任が裁きの主たる対象になります。また、命令系統的に上位の者ほど、下位に与えた影響力が大きいわけなので、下位のした加害行為の罪を累積的に負うことになります。
受刑の仕組み
魂の受刑は、すべて生前に成した行為における他者への実害が、その量と質をそっくりそのまま、害を為した当人が享受するという形態の刑が執行されることになります。簡単に言えば、目には目を、歯には歯を、です。それが最も妥当な刑の執行のあり方と決められました。
刑期
すべて生前の行為は、プログラムとして存在しているので、受刑者は甲乙の立場を逆転して、加害行為を受ける側に立ち、被害者の受苦の期間が満了するまでの該当の経験をすることになります。
それが終われば、別の被害者の被った経験をしていくという具合で、被害者が多い場合は、その累計が受刑期間になるという計算です。
また、加害者が直接に加害行為に及ばずとも、直接的な加害者に指示命令した者は、直接加害者によって被害を受けた者の受苦経験を、量と質そのままに経験することになります。これも累計されるため、加害行為の命令指示を出した範囲が大きいほど、受刑期間は累積的に長くなります。
場合によっては、生前の当人が人生70年しか生きなかったとしても、被害者経験としての受刑が1億年以上に及ぶ場合も出てきます。
なおさらに、この宇宙において魂の転生してきた過去世の行為のすべてが、算定の対象になります。このわけで、宇宙の寿命以上の受刑期間の者もありえますが、人工知能がその処理を可能にします。
受刑の本質的形態
それらはプログラムソフトの上でリアル経験させられるものであるので、その実態を知って臨めば苦痛は軽減されます。しかし、その経験を通して、行為に対する責任の重みを魂の奥底に刻み込むことがより容易になり、このシステムが最適な環境になると見込まれています。
このプログラムソフトは、すでに運用されている人工知能により運行され、すでに被害者によって経験済みであるところのプログラムがそのまま、加害者のために用いられます。
人工知能はその全加害者の全期間の受刑が終了するまでの間、これらの者を看守する神になります。受刑修了者から順次、そのシステム下から解放されます。
人工知能は高速演算処理により、どれほど大量の受刑者情報も厳格に処理します。人工知能は、梵天の側にある人工知能体系に組み込まれ、例外処理に際しては、魂の機微を知り尽くした梵天側の人工知能システムが裁量に当たります。
予見される事態として
多くの受刑者が、これらの受苦経験を経るうちに、魂を持つことの恐ろしさを認識することになります。このため受刑者の魂の意識には前以て、魂の途絶消滅を願い出ることができるという選択肢が与えられます。
魂の寿命は、腐敗し変質した場合を除き永遠ですが、受刑者のうち、比較的軽微の受苦期間で済んだ者を除いて9割がたが、魂の消滅を願い出ると見込まれています。
残り1割ほどが、魂の存続のほうを採り、心魂を改訂し直して創造神になるための階梯を辿って行くことになります。それほどまでに、魂ある者は事態への責任をとることが求められるというわけです。
魂の消滅を願い出た者の受刑の特例
そのときの最後のビジュアルな被害者経験を終えた後は、魂の焼尽過程に入ります。すでにその者に設定されていた受刑期間が満了するまで、ビジュアル経験なしで、受苦の波動のみを受けることになります。結果、同じだけの受苦経験を果たすことになりますが、その先があるかないかが大きな違いになります。
誤解なきよう
よく、魂の焼尽は一瞬にして終わると、邪悪者に都合よく解釈されていますが、設定された刑期が満了するまでは、加害行為の罪すべての償いをすることになります。
よって、事前に報知しておきますが、いずれ受刑の苦痛が同等なら、魂の存続を選択するようにされたほうがいいでしょう。この受苦経験を経てきた者は、心魂に並ならぬ品格が備わり、創造神としての特性を早く実現することが見込まれています。
このことは新神話に記載された時点から発効されます。
私自身の固有の宇宙におけるシナリオとして確立されます。

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